「 眠れない夜に 」
こんな夜に限って風も吹かない
時計の針が刻む音だけが響く
暗闇が嫌いだから
今夜は電気を点けたまま
眠くなるまで
白い壁を眺めていよう
何も変わらない現実に
押しつぶされてしまう前に
君の胸に逃げてしまいたいのだけど
君が待つことなどないと
知っているから
今は白い壁を眺めている
朝陽が昇るまえに
泣けない現実と
笑うしかない現実を
白い壁に投げつけて
夢のなかに滑り込んでいこうか
FC2 Blog Ranking
↑↑↑ランキングに参加してます。応援クリックお願いしますね。