「暦の上で踊る新春」
綿雪ほどの美しさはなく
小粒の儚い雪が
風に揺れながら泣いていた
暦の上で踊る一つの区切り
昨日から繋がっている今日の日に
港にわたしはいた
雲間の弱い日差しが
山の向こう側で落ちている
わたしの元まで流れてきておくれ
夕暮になる前に
微笑んでいたいから
綿雪ほどの優しさはなく
小粒の儚い雪が
風に吹かれながら消えていた
暦の上で踊る新春
七草粥の優しさ待ちわびて
夕暮迫る港にいた
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